皆さん、こんにちは。
心理カウンセラーの駒居です。
こころを弱くしてしまう
弱ってしまったこころを、さらに弱らせてしまう
それがストレスです。
こころの問題の多くはストレスに原因があります。
とはいえ、私たちは普段の生活の中で大なり小なりストレスを経験しています。
そしてストレスを感じたとき、ストレス反応が生じます。
ストレス反応は、身体に出るものと、こころに出るものの2つに分かれます。
身体に出るものは、代表的なものとして疲労感や緊張感などがあります。
こころに出るものの中で代表的なものが、抑うつや不安、イライラなどです。
そうしたストレス反応を軽減する、あるいは解決するために私たちはストレスに対する対処を行います。
その対処が効果的かどうかで、こころを守ることが出来るかどうかが決まります。
ストレスへの対処ですが、まずはストレスに対する考え方(評価)から始まります。
具体的には…
①その出来事(ストレス)は、どのくらい自分を脅かすか?
②その出来事(ストレス)に対して、どのくらいえ上手く対処できるか?
まず、この2つを考えてもらいたいんですね。
次に考えて頂きたいのが、「上手い対処法」です。
その手順ですが、まず発生したストレス因そのものを解消できるかどうかを考えましょう。
それが解消できない場合は、感情を楽にする方法を検討します。
これは考え方だったり、ストレスに近づかないようにして気持ちがツラくなることを避けるというものもあります。
また、周りの方々(心理カウンセラーも含めて)サポートを得るようにすることも有効です。
一人で抱えてこんでしまうと、思うようにストレスに対処できない、あるいは対処法が上手く見つからないという事も起こります。
大切なのは、決して抱え込まない事です。
抱え込んでしまうと、知らず知らずのうちにストレスがこころに与える影響は蓄積されていきます。
特にこころの病気を抱えているならば、なおのこと誰か相談できる、あるいは専門的なサポートを受けるという方法をぜひ検討してください。
あなたのこころはとても大切なものです。
ストレスに対して上手く対処して、あなたのこころを大切に守りましょうね。