皆さん、こんにちは。
心理カウンセラーの駒居です。
今日は脳と身体の関係から、気分や感情を良好にする方法を見ていきたいと思います。
脳には「迷走神経」と呼ばれるものがあります。
この神経は脳から出ている最も長い神経であり、脳幹から様々な臓器に繋がっています。
つまり、脳と身体との関係において非常に重要なものである、ということですね。
そして迷走神経は感覚神経と運動神経の両方に関係しており、かつ副交感神経と深く関係しています。
迷走神経の活動が正常でないと、身体機能にネガティブな影響が出て、それが私たちの気分や感情にネガティブな影響を与えます。
その結果、アセチルコリンの分泌が正常でなくなり、休息やリラクゼーションが難しくなってしまいます。
特に迷走神経では腸との関係が重要です。
腸と脳の関係が正常だとアセチルコリンやGABAなどの神経伝達物質が正常に分泌され、気分や感情を適切なものにしてくれます。
特にアセチルコリンの大半は腸によって生み出されています。
そのため、迷走神経を正常な状態に保つことが、ネガティブな感情を緩和し改善する方法であるという事が言えるのです。
では、迷走神経はどのようにしたら正常に機能してくれるでしょうか?
具体的な方法だと「腹式呼吸」「横隔膜呼吸」が役に立ちます。
腹式呼吸を使う事で、腸の活動も正常なものとなり、また副交感神経が優位になり、気分や感情が穏やかなものとなっていきます。
具体的な方法としては、以下のものがあります。
・適度な運動
・瞑想
・1日の振り返りの日記
・消化に良い食事
・十分な睡眠
・日光を浴びる
ぜひ、試してみてくださいね。
では、次のブログでお会いしましょう。