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心理カウンセリングのアプローチとその効果

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心理カウンセリングのアプローチとその効果

心理カウンセリングのアプローチとその効果

2024/10/15

みなさん、こんにちは。

神戸市や芦屋市、西宮市などの近隣都市で活動しているこころのケア心理カウンセリングルームの心理カウンセラー(公認心理師) 駒居義基です。

 

心の健康は、私たちの生活の質を大きく左右する重要な要素です。

 

特に、ストレスや悩みを抱える現代社会において、心理カウンセリングは多くの人々にとって重要な支援の手段となっています。

 

心理カウンセリングとは、クライアントが抱える問題や感情を専門的に扱い、心理学的なアプローチを通じて心の健康を回復するための方法です。

 

本記事では、心理カウンセリングと一般的なカウンセリングの違い、対応できる問題、そしてその効果について詳しく解説します。

 

心理カウンセリングとは?

 

心理カウンセリングは、精神的な問題や感情的な困難を抱える人々が、専門のカウンセラーと対話を通じて解決策を見出すプロセスです。

 

心理カウンセリングと一般的なカウンセリングには明確な違いがあります。

 

カウンセリングと心理カウンセリングの違い

 

カウンセリングと心理カウンセリングは、一見似たような概念に思えますが、実際には異なる目的や方法があります。

 

一般的なカウンセリング

 

一般的なカウンセリングは、クライアントの悩みや困難を軽減するための人生相談的な場を提供します。

 

主に問題解決や支援を目的とし、生活上の悩みやストレスの軽減を図るための助言を行います。

 

このプロセスでは、カウンセラーがクライアントの話を聴き、共感し、問題の理解を深める手助けをしますが、心理学的な知見からのアプローチや具体的な心理学的手法、心理療法を用いることは多くありません。

 

心理カウンセリング

 

一方、心理カウンセリングは心理学の理論に基づいて、問題解決の支援のみならず、クライアントの精神的な健康を改善することを目的としています。

 

心理カウンセラーは、クライアントの心理的問題や感情の変化を専門的に分析し、個別のニーズに合わせたアプローチを提供します。

 

例えば、認知行動療法(CBT)や精神分析療法、来談者中心療法など、心理的療法や心理学的手法を駆使して、クライアントが抱える問題の根本原因にアプローチします。

 

このため、心理カウンセリングはより深い心理的洞察や、長期的な改善を目指すことができます。

 

心理カウンセリングが対応できる問題

 

心理カウンセリングは、主に以下のような多様な問題に対応できます。

 

うつ病(鬱病): 気分の落ち込みや無気力感を抱える方に対し、感情の理解や具体的な対処法を提供します。

 

不安障害: 恐怖や不安感が日常生活に影響を及ぼしている方には、認知行動療法を用いて不安の軽減を図ります。

 

ストレス管理: 職場や家庭でのストレスを軽減するためのスキルを学び、効果的にストレスを対処する方法を身につけます。

 

人間関係の問題: 家族や友人、職場での人間関係における葛藤を解決するためのコミュニケーション技術を学びます。

 

トラウマの影響: 過去のトラウマやストレスの影響を受けている方には、感情の整理や回復のための支援を行います。

 

自己理解の促進: 自分自身の感情や思考を理解することで、自己成長を促すサポートを提供します。

 

心理カウンセリングのアプローチ

 

心理カウンセリングでは、クライアントの具体的なニーズに応じたアプローチが取られます。

 

以下にそのプロセスを示します。

 

評価と目標設定:

初回のセッションでクライアントの状況を評価し、解決すべき問題や目標を明確にします。

 

適切な技法の選択:

さまざまな心理療法の中から、クライアントに最適な方法を選択します。たとえば、認知行動療法を通じてネガティブな思考パターンを変えることができます。

 

セッションの実施:

定期的にセッションを行い、クライアントの進捗状況を確認しながら、必要に応じてアプローチを調整します。

 

自己理解の促進:

クライアントが自己理解を深めることで、問題解決のための新しい視点を持つことができます。

 

問題の解決

単にクライエントの内面的な問題だけでなく、クライエントを取り巻く人間関係等のストレス因に対する問題の解決も行います。

 

心理カウンセリングの効果

 

心理カウンセリングには多くの効果があります。研究によれば、心理カウンセリングを受けたクライアントの多くは、ストレスの軽減、自己肯定感の向上、感情の安定が見られることが示されています​。

 

ここでは、認知行動療法という心理療法がカウンセリングにどう役立つのかという研究結果をご紹介します。

 

例えばSG Hofmann(2012)の研究では、さまざまなメタ分析に基づき、認知行動療法(CBT)の効果を総合的に検討した研究です。このレビューによると、CBTはうつ病や不安障害、PTSDなど、幅広い心理的問題に対して効果的であるとされています。

 

さらに、この論文では心理カウンセリングの技法である認知行動療法は、慢性的な状態、例えば双極性障害の治療にも応用されており、再発の予防に役立つことが確認されています。

 

全体として、認知行動療法は多くのメンタルヘルスの問題に対する第一選択の治療法として、その使用を支持するエビデンスが提供されています。

 

まとめ

 

心理カウンセリングは、メンタルヘルスに悩む人々にとって非常に有効な手段です。

 

神戸市、芦屋市、西宮市には、質の高いカウンセリングサービスがありますので、ぜひ活用してください。

 

心の問題を一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けながら自分自身の健康を大切にしていきましょう。

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こころのケア心理カウンセリングRoom
兵庫県芦屋市浜芦屋町1-27   サニーコート浜芦屋302号
電話番号 : 090-5978-1871

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この記事の執筆者

駒居 義基(こころのケア心理カウンセリングルーム 代表)

心理カウンセラー(公認心理師)。20年以上の臨床経験と心理療法の専門性を活用して、神戸市や芦屋市、西宮市の近隣都の方々にお住いの心のお悩みを抱えている方に対して、芦屋市を拠点に最適なサポートを提供しています。

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