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職場で親切にされる働き方とは?周囲との良好な関係を築く3つの方法~神戸、芦屋、西宮のカウンセリングの実例より~

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職場で親切にされる働き方とは?周囲との良好な関係を築く3つの方法

職場で親切にされる働き方とは?周囲との良好な関係を築く3つの方法

2025/01/15

みなさん、こんにちは。

神戸市や芦屋市、西宮市などの近隣都市で活動しているこころのケア心理カウンセリングルームの心理カウンセラー(公認心理師) 駒居義基です。

 

さて、職場での人間関係は、仕事のパフォーマンスや精神的な健康に大きな影響を与えます。

 

しかし、職場生活においても、人間関係がうまくいっていないと感じた経験がある方は多いのではないでしょうか。

 

では、どうすれば職場で親切にされ、周囲との関係をより良くできるのでしょうか?この記事では、職場で親切にされるための5つの方法を紹介します。

 

1. 自分から積極的に親切にする


職場で親切にされたいのであれば、まずは自分が積極的に親切を示すことが重要です。

 

親切は「与えるもの」として、自分が行動することで周囲との関係を深めるための最初のステップとなります。

 

親切を示すことによって、周囲の人々も皆さんに対して親切にしてくれる確率が高まるという研究結果もあります。

 

1.親切の行動とは?


親切な行動は、大きなことではなくても日々の小さな気遣いに表れます。

 

例えば、忙しい同僚に「手伝おうか?」と声をかけたり、ランチの時に一緒に食事を取るように誘ったり、何気ない挨拶や感謝の言葉を伝えることが親切の一部です。

 

また、相手が苦しんでいるときにサポートを提供することや、相手を尊重しその意見を真剣に聞くことも、親切な行動に繋がります。

 

これらの親切な行動は、自分が意識的に行動しなければなかなか実現しません。

 

そのため、まずは自分から「親切をする」という意識を持ち、積極的に行動に移すことが求められます。

 

2.積極的に親切を示すことで得られるメリット


信頼と協力関係が生まれる 親切な行動を示すことで、相手からの信頼を得ることができます。

 

職場では、信頼が重要な要素です。信頼を得た相手には、今後も協力してもらいやすくなり、良い仕事環境が作られるでしょう。

 

ポジティブな雰囲気が作られる 積極的な親切は職場の雰囲気を明るくします。

 

ポジティブな印象が周囲に伝播し、結果的に職場全体の雰囲気が改善され、仕事をする上でのストレスが軽減されます。

 

周囲との人間関係が良好になる 自分から親切にすることで、周囲との人間関係が良好になり、相互的にサポートし合う環境が整います。

 

助け合いや協力が自然にできる職場は、仕事の効率も高まりやすいです。

 

3.親切を示す方法


小さな助け合い

→同僚が困っている場面でさりげなくサポートする。例えば、重い荷物を持っている同僚に「手伝おうか?」と声をかける。


感謝の気持ちを表現

→何気ない日常的なサポートや助けに対して、感謝の気持ちを言葉で伝えることが大切です。

例:「いつもサポートありがとう」「助かりました」


積極的な挨拶

→毎日の挨拶を明るく元気にすることで、周囲の気持ちを前向きにします。また、積極的にコミュニケーションを取ることで、良好な関係を築くことができます。


サポートを申し出る

→他の同僚が忙しい時に、「何か手伝えることはないか?」と申し出ることも有効です。自分が手伝いたいという姿勢を見せることで、他の人も助け合おうとする気持ちが生まれます。


親切が引き寄せる循環


自分が積極的に親切を示すことで、その親切が相手に伝わり、相手も自分に対して親切にしてくれる可能性が高くなります。

 

これは心理学的にも証明されている現象で、親切な行動を取る人は、周囲からも親切にされる傾向が強いです。

 

この「親切の循環」が職場で広がることで、職場全体の雰囲気が明るくなり、より働きやすい環境が生まれるのです。

 

2. ポジティブなコミュニケーションを心がける


職場で親切にされるためには、ポジティブなコミュニケーションを心がけることが重要です。

 

ポジティブなコミュニケーションは、ただ単に楽しい話をすることだけではありません。

 

言葉の選び方、態度、反応が、職場の人間関係に大きな影響を与えます。

 

そのため、ネガティブな言動や批判的な態度は、無意識のうちに他人との関係を悪化させてしまうことがあります。

 

逆に、ポジティブで前向きなコミュニケーションは、信頼や協力を築くための強力なツールです。

 

1.ポジティブなコミュニケーションの基本


(1)感謝の表現

 

感謝の気持ちを言葉にすることで、周囲の人に対して敬意と感謝を示すことができます。

 

「ありがとう」の一言はシンプルですが、職場の雰囲気を良くし、人々に心地よさを与えるものです。

 

感謝の気持ちを表現することで、自分が受け取ったサポートに対して誠実に反応していることを相手に伝えることができます。

 

積極的なフィードバック 自分や他人の成果に対して積極的にフィードバックを行うことは、モチベーションを高め、良い職場環境を作ります。

 

成果を褒めたり、努力を認めたりすることで、相手の自信を育みます。

 

特に、職場の同僚や部下に対して積極的に良い点を指摘し、感謝を示すことは、自分も相手も気持ちよく働くための基本です。

 

(2)建設的な言葉を使う

 

問題が発生した場合でも、相手に対して否定的な言葉を使わず、建設的で解決志向の言葉を選ぶことが重要です。

 

「どうしてこれができないのか?」という否定的な質問よりも、「どうしたらこれを解決できるだろうか?」という前向きな提案をすることで、ポジティブな職場環境を作り出すことができます。

 

(3)聴く姿勢を持つ

 

コミュニケーションの中で、相手の話に耳を傾けることも非常に大切です。

 

相手が話す際に積極的に聴き、理解しようとする態度を見せることで、相手は自分の意見や感情が尊重されていると感じます。

 

良い聴き手でいることは、親切さを示す一つの方法です。

 

(4)無駄な批判を避ける

 

職場での批判は、必ずしも改善をもたらすものではなく、関係を悪化させるだけの場合が多いです。

 

もし批判を行う必要がある場合でも、具体的でポジティブな改善策を示すことが求められます。

 

また、批判ではなく、感謝や称賛を先に伝えることで、相手が受け入れやすくなり、関係性が良好に保たれます。

 

2.ポジティブなコミュニケーションがもたらす影響


(1)信頼の構築

 

職場でポジティブなコミュニケーションを行うことで、周囲との信頼関係を築くことができます。

 

信頼は、円滑な業務の進行やチームワークに欠かせない要素です。自分がポジティブに接していれば、周囲の人々もあなたに対して信頼を寄せやすくなり、協力し合う環境が作られます。

 

(2)ストレスの軽減

 

ポジティブなコミュニケーションが職場に浸透することで、全体的なストレスレベルが低くなります。

 

人々が助け合い、励まし合う職場環境では、ストレスが溜まりにくく、仕事に対する不安も減少します。結果的に、働きやすい環境が整います。

 

(3)仕事の効率向上

 

笑顔や感謝、建設的な意見交換をする職場では、メンバー同士が積極的に協力し合うため、業務の効率が向上します。

 

ポジティブな雰囲気を持つ職場では、問題解決や創造的なアイデアが生まれやすく、より成果を上げることができます。

 

3.ポジティブなコミュニケーションを実践するために


(1)毎日少しずつ意識を高める

 

ポジティブなコミュニケーションは習慣の一部です。

 

まずは、日常的に感謝を言葉で伝えることから始め、相手を尊重する気持ちを持ち続けるようにしましょう。


(2)無理なく続ける

 

ポジティブでいることが難しく感じる時もあるかもしれませんが、無理をせず、自然体で感謝や褒め言葉を伝えるように心がけましょう。

 

ポジティブな言動が習慣化すれば、自然と周囲もその波長に引き寄せられます。

 

3. 意識的に感謝を伝える


職場で親切にされるためには、感謝の気持ちを意識的に伝えることが重要です。

 

感謝の表現は、必ずしも大げさで派手な言葉でなくても構いません。

 

自然体で、自分の言葉で感謝の気持ちを伝えることが、相手に対する誠実さを伝える方法になります。

 

感謝の気持ちを表現することで、相手は自分の行動が認められていると感じ、より良い関係を築くことができます。

 

1.感謝を伝えるための具体的な方法


(1)小さな気遣いに対して感謝を示す

 

職場では、ちょっとしたサポートや気遣いをしてもらうことがよくあります。

 

それが大きなものではなくても、「ありがとう」と伝えることはとても大切です。

 

例えば、同僚が手伝ってくれたときや、ちょっとした情報を教えてくれたとき、「助かりました、ありがとう」と言葉にするだけで、相手はその行動が評価されたことを感じます。

 

感謝の表現は簡単でありながら、相手の気持ちを温かくする力があります。

 

(2)タイミングよく伝える

 

感謝を伝えるタイミングも重要です。

 

何かをしてもらった直後に感謝の気持ちを示すことで、相手はその行動がすぐに評価されたと感じます。

 

感謝の言葉をすぐに伝えることが、その後の関係に良い影響を与えます。

 

特に忙しい職場環境では、相手がしてくれた小さな親切に気づき、それに感謝することで、職場内の雰囲気も温かくなります。

 

(3)具体的な行動を認める

 

感謝の気持ちを伝えるときに、ただ「ありがとう」と言うのではなく、相手の具体的な行動を認めることが効果的です。

 

例えば、「あなたが会議の資料を早く準備してくれたおかげで、スムーズに進みました、ありがとう」といった具体的な行動を挙げて感謝を伝えると、相手は自分の行動が評価されていると感じやすくなります。

 

具体的な行動を認めることで、相手がその行動を繰り返しやすくなります。

 

(4)軽い一言を加える

 

大げさに感謝を伝える必要はありません。

 

少し気持ちを込めた一言で十分です。例えば、「今日は手伝ってくれてありがとう。おかげで助かりました」や、「そのアイデア、とても役立ちました。ありがとう!」といった軽い一言を加えるだけで、感謝の気持ちはしっかりと伝わります。

 

このような言葉を日常的に使うことで、職場の人間関係はより良くなります。

 

(5)非言語的な感謝も大切

 

言葉だけでなく、非言語的な感謝も重要です。

 

相手が何かをしてくれたときに、笑顔で軽くお辞儀をしたり、目を合わせて感謝の気持ちを示したりすることでも、十分に感謝を伝えることができます。

 

感謝の気持ちは、言葉だけでなく、態度でも伝わります。言葉がなくても、行動や表情で感謝を示すことができる場面は多いです。

 

2.感謝を伝えることがもたらす効果


ポジティブな職場環境の構築 感謝の言葉を日常的に使うことで、職場の雰囲気が明るくなり、ポジティブな印象が広がります。

 

感謝の気持ちを伝えることで、相手が自分に対して親切にしてくれる機会が増え、職場全体が良好な雰囲気になります。

 

(1)信頼関係の構築

 

感謝の気持ちを表現することで、信頼関係が築かれます。

 

相手に感謝することで、自分もその人を大切にしていることが伝わり、互いに協力し合う環境が生まれます。

 

職場での信頼関係は、業務の効率やチームワークにも良い影響を与えます。

 

(2)自己肯定感の向上

 

感謝の気持ちを表現することで、自分自身の心も温かくなり、自己肯定感が高まります。

 

他人に感謝することで、自然と自分自身に対する評価もポジティブになります。

 

ポジティブな感情は、自己肯定感を向上させ、職場での自分の役割や貢献に自信を持つことができます。

 

まとめ

 

職場で親切にされるためには、まず自分から積極的に親切にすることが大切です。

 

自分が周囲に優しさや配慮を示すことで、その親切は循環し、返ってきやすくなります。

 

次に、ポジティブなコミュニケーションを心がけることも重要です。ネガティブな言葉や態度ではなく、前向きな言葉で自分や周囲を励まし、円滑な人間関係を築きましょう。

 

そして、何よりも意識的に感謝を伝えることが大切です。

 

感謝の気持ちを素直に表現することで、相手に対する敬意や感謝の念を伝え、職場の雰囲気を良くすることができます。

 

これらの3つの実践を通じて、職場での人間関係がより良くなり、親切にされる環境が生まれることでしょう。

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この記事の執筆者

駒居 義基(こころのケア心理カウンセリングルーム 代表)

心理カウンセラー(公認心理師)。20年以上の臨床経験と心理療法の専門性を活用して、神戸市や芦屋市、西宮市の近隣都の方々にお住いの心のお悩みを抱えている方に対して、芦屋市を拠点に最適なサポートを提供しています。

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