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幸せな人生を作るための3つの習慣とは~神戸、芦屋、西宮のカウンセリングの実例より~

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幸せな人生を作るため3つの習慣とは

幸せな人生を作るため3つの習慣とは

2025/01/19

みなさん、こんにちは。

神戸市や芦屋市、西宮市などの近隣都市で活動しているこころのケア心理カウンセリングルームの心理カウンセラー(公認心理師) 駒居義基です。

 

さて、このブログのテーマは「幸福感を高める習慣」についてです。

 

幸せには2種類があると言われています。

 

1つ目は、一時的な喜びや快楽を感じる「つかの間の幸せ」。

 

2つ目は、人生全体にわたって持続的に感じられる「充足感」を伴った幸せです。

 

前者は、新しい経験や興奮を追い求めることで得られるものであり、例えば旅行や趣味、日々の小さな成功などがそれにあたります。

 

こうした瞬間的な幸せは、確かに人生を彩る重要な部分ではありますが、長期的な幸福感を感じるためには、後者の「充実感」こそが欠かせません。

 

「充実感」や「幸せ」を感じるためには、日々の習慣や行動が大きく影響します。

 

幸せを感じるために特別な出来事を待つのではなく、毎日の生活をどれだけ充実させるかが重要なのです。

 

そして、皆さんの幸せは自分自身の習慣から作られるものです。

 

そのため、この記事では、持続的な幸せを得るために必要な習慣を紹介します。

 

日々の積み重ねで得られる「本当の幸せ」を手に入れるためのステップを一緒に学んでいきましょう。

 

1.自分の習慣を見直す

 

幸せを感じるためには、まず自分自身の習慣を見直すことが大切です。

 

習慣とは、毎日繰り返し行う行動や思考のことです。

 

それらは無意識のうちに積み重なり、あなたの人生の質に大きな影響を与えます。

 

つまり、幸せを感じるためには、日々の行動が重要であり、今の習慣が自分の幸せをどれだけサポートしているかを意識的に見直していくことが必要です。

 

1. 目の前の習慣を振り返る


最初に行いたいのは、日々の習慣を具体的に振り返ることです。

 

毎日どんなことをしているのか、どんな思考が浮かんでいるのかを観察してみましょう。

 

例えば、朝起きてから寝るまでの一日の流れを見直すと、無駄に時間を使っている部分や、ネガティブな思考に囚われている瞬間が見つかることがあります。

 

無意識の行動

→毎朝スマートフォンをチェックしてしまう、通勤中に何も考えずに過ごしてしまう、食事中にテレビを見ながら食べるなど、無意識に行っている習慣を意識的に見直すことが大切です。


ネガティブな思考

→朝のうちに「今日はきっと忙しくて大変だろうな」と思ったり、「また失敗するかも」といった不安を抱えて過ごしていないか、自分の思考をチェックしましょう。


2. 自分の習慣が生き方に与える影響を理解する


次に、自分が持っている習慣が実際にどのように自分の人生や幸せに影響を与えているのかを理解します。

 

習慣がもたらす影響は、短期的にも長期的にも深いものがあります。

 

例えば、健康的な食事や運動を習慣にしている人は、心身ともに調子が良く、充実感を感じやすくなります。

 

一方で、悪い習慣が続いていると、それがストレスや不安を引き起こし、生活の質を低下させる原因になります。

 

健康習慣

→食事や運動、睡眠の質を見直すことで、体調や気分が良くなり、心身の健康が維持できます。

健康的な体は、良好な精神状態をサポートし、幸せを感じやすくします。


思考習慣

→物事をネガティブに捉える習慣や、常に過去や未来に囚われる思考を見直すことで、よりポジティブで前向きな考え方に変えることができます。

ポジティブな思考は幸福感を高めます。


3. 新しい、より良い習慣を取り入れる


自分の習慣を見直すことで、現在の生活に欠けているものや改善点が明確になります。

 

その上で、新しい習慣を取り入れていくことが、幸せを感じるための第一歩です。

 

新しい習慣を取り入れる際は、徐々に始めてみることが大切です。

 

急に多くのことを変えようとすると、続けるのが難しくなります。

 

少しずつ、無理なく生活に組み込むことで、習慣として定着しやすくなります。

 

感謝の習慣

→毎日感謝の気持ちを1つ書き出してみましょう。

これにより、日常の中で幸せを感じやすくなります。感謝の気持ちを持つことは、ポジティブな思考を育て、生活の質を向上させます。


マインドフルネス

→意識的に今に集中する習慣を作ることで、ストレスを減らし、気持ちを落ち着けることができます。

最近はマインドフルネスの実践が人気で、心の健康をサポートする方法として注目されています。


ポジティブな習慣

→朝のルーチンや1日の終わりに行うポジティブな行動を取り入れてみましょう。

 

例えば、朝起きたら深呼吸をして自分に「今日は素晴らしい一日になる」と言い聞かせる、夜寝る前にその日に感謝することを習慣にする、などです。


4. 振り返りと調整を続ける


習慣は一度見直しただけでは完璧にはなりません。

 

定期的に振り返りを行い、必要に応じて調整していくことが重要です。

 

振り返りを行うことで、自分の習慣がどれだけ自分に合っているか、どれだけ効果的であるかを確認することができます。

 

そして、うまくいっていない部分に関しては、柔軟に調整を加えることが大切です。

 

2. 意義のあるコミュニケーションをする

 

人とのつながりを深めるためには、ただの言葉のやり取りではなく、意義のあるコミュニケーションが欠かせません。

 

特に家族や夫婦、恋人との関係においては、表面的な会話ではなく、お互いの気持ちを理解し合うための深いコミュニケーションが、関係を良好に保ち、幸福感を高める鍵となります。

 

1. 共感と理解を大切にする


意味のあるコミュニケーションの中心には、共感と理解があります。

 

お互いに心から理解し合うことが、関係を深めるためには必要不可欠です。

 

特に家族やパートナーとは、長い時間を共に過ごし、時には問題やストレスを共有することになります。

 

その際に、相手の気持ちに寄り添い、共感することが大切です。

 

例えば、仕事で疲れて帰宅した夫に対して、ただ「お疲れ様」と言うだけでなく、「今日はどんな一日だった?」と興味を持って問いかけ、相手が感じたことを理解しようとする姿勢が重要です。

 

このような小さな一歩が、夫婦や家族の関係を強化します。

 

特に忙しい私たちの社会では、心の交流が薄れがちですが、意識的に相手に関心を持つことが信頼感を築きます。

 

2. ポジティブな言葉を使う


意義のあるコミュニケーションには、ポジティブな言葉が欠かせません。

 

日常の中でネガティブな言葉や批判的な言動が多くなると、関係が摩擦を生んでしまいます。

 

家族やパートナーとの間で喧嘩が続いたり、言い合いが頻繁になったりすることは、コミュニケーションの質が低くなっている兆しです。

 

逆に、相手を思いやる言葉や感謝の言葉を伝えることは、関係を穏やかで温かいものに保ちます。

 

例えば、パートナーが家事を手伝ってくれたときには「ありがとう」と感謝の言葉を伝えるだけでなく、「君が手伝ってくれるとすごく助かるよ」と感謝の気持ちを具体的に伝えることで、相手は嬉しく感じ、さらに良い行動を続けたくなるものです。

 

感謝の言葉やポジティブなフィードバックが、お互いをサポートする環境を作り、幸福感を高める要素となります。

 

3. 非言語コミュニケーションにも注意を払う


コミュニケーションは言葉だけではありません。非

 

言語的なコミュニケーション、例えば、顔の表情や身体の動き、アイコンタクトなども非常に重要です。

 

家族やパートナーとの関係では、相手がどう感じているかを言葉だけでなく、姿勢や表情を通じて読み取ることが大切です。

 

例えば、パートナーが言葉では「大丈夫だよ」と言っても、顔や体から「疲れている」「悲しんでいる」様子が伝わることがあります。

 

そのとき、ただ聞くだけでなく、そのサインを理解し、感情を共有することで、相手との絆はさらに深まります。

 

非言語コミュニケーションを意識することで、言葉にしづらい感情もお互いに理解し合い、支え合うことができます。

 

4. お互いの価値観や意見を尊重する


意義のあるコミュニケーションでは、相手の価値観や意見を尊重することが大切です。

 

特に家族や夫婦、恋人との関係では、意見が食い違うことがありますが、その際に相手の立場や考えを尊重し、対話を続けることが関係をより深くします。

 

無理に自分の意見を押し通すのではなく、相手の視点を理解し、相互の妥協点を見つけることが重要です。

 

例えば、家計の使い方や育児方針などで意見が異なる場合でも、お互いの意見をきちんと聞き、尊重し合うことで、問題解決の道が見えてきます。

 

相手の意見を無視したり、軽視したりすることは、関係を悪化させる原因となります。

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

家族やパートナーとの関係が深まるためには、意義のあるコミュニケーションが不可欠です。

 

日々の小さなやり取りを通じて、お互いに対する理解と信頼が築かれ、関係は強化され、それが幸せへと繋がっていきます。

 

ポジティブな言葉や非言語的なサインにも意識を向け、相手の価値観を尊重することで、より深い絆が生まれるでしょう。

 

これらの習慣を取り入れることで、より幸せで充実した関係を築いていくことができます。

 

3.小さな喜びを大切にする

 

人生の中での大きな幸せや目標達成に目が行きがちですが、日常生活の中には実は無数の小さな喜びが存在しています。

 

これらの喜びを意識して大切にすることで、日々の生活が豊かに感じられ、心の余裕も生まれます。

 

1. 身近な瞬間に感謝する


大きな成功や目標達成だけでなく、毎日の小さな出来事に感謝することは、心の安定や幸せ感を育てるために非常に重要です。

 

例えば、朝の冷たい空気を感じることや、道端で見かけた美しい花を目にすること、好きな音楽が流れるカフェでリラックスする時間など、これらはすべて小さな喜びです。

 

日常の中に存在するポジティブな瞬間に目を向けることは、物事に対する感謝の気持ちを深め、心に余裕をもたらします。

 

2. 達成感を感じる小さなタスクをこなす


毎日の小さなタスクやルーチン作業をこなすことにも喜びがあります。

 

例えば、整理整頓された部屋に戻る、家事を終えて気持ちよく過ごす時間を作る、簡単な趣味やクリエイティブな活動をすることなどは、どれも自分に対する小さな報酬となり得ます。

 

これらを意識的に楽しむことで、達成感を感じ、日常生活が充実したものに感じられるようになります。

 

小さなタスクを終えるたびにその充実感を味わうことが、ポジティブなエネルギーを育む助けとなります。

 

3. 他人の小さな親切を受け入れる


日常の中で、自分が知らないところで行われた小さな親切や、周りの人々の思いやりに気づくことも大切です。

 

誰かがドアを開けてくれたり、笑顔を向けてくれたりする瞬間に感謝の気持ちを持つことで、心に温かさを感じ、喜びが増します。

 

小さな親切を受け入れ、ありがとうと感謝することで、他人との関わりの中でも日常的に喜びを見つけることができ、ポジティブな気持ちが広がります。

 

4. 自然とのつながりを感じる


自然の中で過ごすことで得られる小さな喜びも大切にしましょう。

 

散歩や公園での休憩、雨の匂いや風の感触など、自然の恵みを感じる瞬間は、日々のストレスから解放され、リフレッシュするきっかけになります。

 

自然とのつながりを感じることで、自分が今この瞬間に生きていることへの感謝の気持ちが芽生え、心に穏やかな喜びをもたらします。

 

5. 日常の中で自己ケアを大切にする


自分自身を労わること、自己ケアを大切にすることも、小さな喜びの一部です。

 

ゆったりとしたお風呂に入ったり、お気に入りの本を読んだり、コーヒーを飲みながらホッと一息ついたりすることも、心を豊かにし、リフレッシュする時間となります。

 

これらの瞬間を大切にすることで、心のバランスを保ち、日々の忙しさの中でも自分自身を喜ばせることができます。

 

~・~・~・~・~・~・~・~・~

 

小さな喜びを大切にすることは、日常の豊かさを実感し、心の平穏を保つために非常に大切です。

 

自分の周りにある小さな幸せに気づき、それを意識的に楽しむことで、日々の生活に充実感を感じられるようになります。

 

毎日の生活の中に隠れた喜びを見つけることが、長期的に幸せを育む大きな力になるでしょう。

 

まとめ

 

持続的な幸せは、一時的な満足感や物質的な豊かさではなく、日々の習慣や心の持ちようから育まれます。

 

そのため、幸せは一度得たものを維持するのではなく、常に自分の心や行動を意識的に作り上げていくプロセスであることを理解することが重要です。

 

1. 自分の習慣を見直すことは、幸せを持続的に感じるための第一歩です。

 

日常の中で、自分にとって本当に大切なことや心地よい習慣を見つけ、それを毎日の生活に取り入れることで、心の安定と充実感が得られます。

 

2. 意義のあるコミュニケーションをすることも、幸せを深めるための重要な要素です。

 

特に家族やパートナー、友人との関係において、表面的な会話を超えて、深い理解や共感を通じたやり取りを心がけることで、精神的なつながりが強まり、幸福感が増していきます。

 

3. 小さな喜びを大切にすることは、持続的な幸せを作る大切な習慣です。

 

日常の小さな瞬間を意識して楽しみ、感謝することで、日々の生活に喜びが溢れ、どんな状況でも前向きな気持ちを保つことができます。

 

持続的な幸せは、大きなイベントや一度きりの瞬間に依存するものではなく、日々の小さな選択や習慣の積み重ねによって築かれます。

 

自分に合った習慣を取り入れ、心の声に耳を傾け、他人との深いつながりを大切にすることで、幸せは自分自身の中から生まれ、長続きするものとなるでしょう。

 

ぜひ、実践してみてくださいね。

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この記事の執筆者

駒居 義基(こころのケア心理カウンセリングルーム 代表)

心理カウンセラー(公認心理師)。20年以上の臨床経験と心理療法の専門性を活用して、神戸市や芦屋市、西宮市の近隣都の方々にお住いの心のお悩みを抱えている方に対して、芦屋市を拠点に最適なサポートを提供しています。

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