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悩みを乗り越える5つのステップで心のモヤモヤを解消する方法~神戸、芦屋、西宮のカウンセリングの実例より~

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悩みを乗り越える5つのステップで心のモヤモヤを解消する方法

悩みを乗り越える5つのステップで心のモヤモヤを解消する方法

2025/01/23

みなさん、こんにちは。

神戸市や芦屋市、西宮市などの近隣都市で活動しているこころのケア心理カウンセリングルームの心理カウンセラー(公認心理師) 駒居義基です。

 

さて、私たちは大なり小なり悩みを抱えているものです。

 

悩みが多いのは当然だと思いがちですが、実は悩みにはポジティブな側面もあります。

 

「悩むことが幸せに繋がる」という視点を持つことで、問題に対するアプローチが変わり、より建設的な結果を生み出せる可能性があります。

 

そこで、このブログでは悩みを解決に導くための5つの質問方法について解説します。

 

この方法を実践することで、自分の悩みの本質を理解し、前向きな解決策を見つけることができるでしょう。

 

1. 今、どんな悩みを抱えているのかを明確にする

 

「今、どんな悩みを抱えているのかを明確にする」というステップは、悩みを解決するための最初の重要なステップです。

 

多くの人が悩みを抱えながらも、その内容が漠然としているため、具体的な解決策が見えてこないことがあります。

 

この段階で悩みをしっかりと整理し、明確にすることで、問題の本質を見つけ出し、適切な対処が可能になります。

 

1. 悩みを言語化する


まず、悩みをそのまま頭の中で考え続けるのではなく、紙に書き出してみましょう。

 

悩みを明確にするためには、言語化が非常に重要です。

 

思考が整理され、悩みが具体的に浮き彫りになります。

 

例えば、日常的に「仕事がうまくいっていない」と感じている場合でも、何が具体的にうまくいっていないのかを書き出してみると、より詳しい状況が見えてきます。

 

「上司とのコミュニケーションがうまくいっていない」「納期が迫っているけど進捗が遅れている」など、悩みの具体的な要素を明確にすることで、問題が小さくなり、対処しやすくなります。

 

2. 悩みの範囲を広げない


悩みを明確にする際、注意すべきことは悩みを広げすぎないことです。

 

悩みを考えるとき、「あれもこれも」と思ってしまいがちですが、その場合、悩みが膨らみすぎて本当に解決したいことがぼやけてしまいます。

 

悩みの範囲を一度限定し、何が最も重要な問題なのかを見極めましょう。

 

たとえば、仕事に関する悩みならば「仕事の進行が遅れている」という点に焦点を当て、まずはその部分を整理することから始めます。

 

他の問題が浮かんできても、それらは後回しにし、今直面している問題に集中することが大切です。

 

3. 感情を含めて書き出す


悩みを明確にするとき、感情の部分も忘れずに書き出してみましょう。

 

「仕事が忙しい」と感じているだけではなく、そのとき自分がどんな感情を抱いているのかも一緒に書きます。

 

たとえば「焦り」「不安」「イライラ」といった感情です。

 

感情を認識することで、なぜその悩みが自分にとって重要なのか、どれだけその悩みが自分に影響を与えているのかが見えてきます。

 

また、自分の感情に気づくことで、問題に対して適切に向き合う準備が整います。

 

4. 他者の視点も取り入れる


悩みを自分一人で抱え込むのではなく、信頼できる人に話してみることも一つの方法です。

 

他者に話すことで、違う視点からの意見やアドバイスをもらえることがあり、悩みの内容がより明確になることがあります。

 

他者の意見を受け入れることで、物事が一方的に見えていた視点を広げ、新たな発見が得られることもあります。

 

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「今、どんな悩みを抱えているのかを明確にする」というステップは、悩み解決の第一歩です。

 

悩みを言語化し、その内容を整理し、感情を認識することで、解決に向けた具体的なアクションを起こすための準備が整います。

 

2. その悩みの本質を見つける

 

「その悩みの本質を見つける」というステップは、問題解決において非常に重要な過程です。

 

悩みをただ感じているだけでは、解決策を見出すのは難しいですが、その悩みの本質を見極めることで、具体的な行動や対策が明確になります。

 

この過程では、表面的な感情や一時的な状況だけでなく、深層にある根本的な原因を特定し、長期的な解決に向けた道筋を立てることができるようになります。

 

1. 表面的な問題と本質を切り分ける


悩みの本質を見つけるためには、まず自分が感じている問題が表面的なものか、それとも根本的なものかを見極める必要があります。

 

例えば、仕事で上司と衝突した場合、表面的には「コミュニケーションがうまくいかない」と感じるかもしれませんが、その背景にある本質的な問題は「自己肯定感の低さ」や「過度な自己批判」などかもしれません。

 

悩みの本質を見つけるために、表面的な感情を一度切り離し、内面的な原因を探ります。

 

2. 自問自答して深掘りする


悩みの本質に迫るためには、自分に問いかけることが重要です。以下のような質問を自分に投げかけてみましょう

 

「なぜ、これが私にとって重要なのか?」
「この悩みが解決したら、私の生活はどう変わるのか?」
「この問題の根本的な原因は何だろう?」
「自分の中で最も怖れていることや不安に思っていることは何か?」


これらの質問に答えることで、問題の根本的な原因が浮き彫りになり、どの部分に最も焦点を当てて解決すべきかが見えてきます。

 

質問を通じて、自分の感情や思考を整理し、悩みの本質を突き止めることができます。

 

3. 過去の経験やパターンを振り返る


悩みの本質を理解するためには、過去の経験や反復するパターンを振り返ることも有効です。

 

過去に似たような悩みを抱えたことがある場合、その時の反応やその後の結果を思い出してみましょう。

 

もし、同じような悩みが何度も繰り返し起こっているのであれば、それが悩みの本質を示している可能性があります。

 

例えば、何度も人間関係でトラブルを起こしている場合、それは「自分の感情を上手く伝えられない」という根本的な問題があるかもしれません。

 

過去の経験からパターンを見つけ、そこから本質を見極めていきます。

 

4. 感情を掘り下げてみる


悩みの本質を見つけるためには、表面的な感情だけでなく、感情の奥にある深い感情にも目を向けることが大切です。

 

例えば、ある人に対して「腹が立つ」という感情を抱いているとします。

 

この感情の奥には、実は「裏切られた」「無視された」という深層の感情が隠れているかもしれません。

 

怒りや不安、恐れといった感情がどこから来ているのかを掘り下げることで、悩みの本質を理解し、解決策を見つけることができます。

 

5. 自分の価値観に照らし合わせる


悩みの本質を見つけるためには、何が自分にとって本当に重要であるかを再確認することも有効です。

 

自分の価値観に照らし合わせてみると、「自分が何に対して不安や不満を抱えているのか」が明確になります。

 

例えば、「人に認められたい」「愛されたい」「安心感を得たい」といった基本的な欲求が、今抱えている悩みの根本的な原因であることがわかるかもしれません。

 

自分の価値観に基づいた悩みの本質を理解することで、より効果的な解決策を見つけることができます。

 

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悩みの本質を見つけることは、悩み解決への第一歩です。

 

表面的な問題にとらわれるのではなく、自分自身を深く見つめ、感情や過去の経験、価値観を考慮することで、悩みの根本的な原因が明確になります。

 

これにより、効果的な解決策を導き出すことが可能となり、日常生活をより充実したものにすることができます。

 

3. 現状を正確に把握する

 

悩みを解決するための重要なステップは、まず現状を正確に把握することです。

 

悩みの本質が見えてきたら、次にそれがどのように現在の自分に影響を与えているのかを冷静に把握する必要があります。

 

現状を正確に理解することで、解決策を見つけるための道筋が明確になります。この過程では、感情や思考だけでなく、自分の行動やその結果にも目を向けることが大切です。

 

1. 現状を客観的に見る


まず、現状を客観的に見ることから始めましょう。

 

感情的な反応を一旦脇に置き、物事を冷静に見つめることが重要です。

 

例えば、仕事でストレスを感じている場合、「ストレスの原因は何か?」を特定し、そのストレスがどのように日々の仕事に影響を与えているのかを整理します。

 

どの場面でストレスが強くなるのか、その原因は何なのかを具体的に把握することが、問題解決の第一歩となります。

 

現状を客観的に捉えるためには、感情に左右されずに事実を整理することが大切です。

 

「うまくいかない」や「厳しい」などの抽象的な表現ではなく、具体的な事実に基づいて現状を記録することで、問題が明確になりやすくなります。

 

例えば、「毎日のミーティングで発言ができない」とか「上司にフィードバックをもらう機会がない」などです。

 

2. 現実的な視点で自分の状況を分析する


自分が置かれている状況を、現実的な視点で分析しましょう。

 

たとえば、家庭内で問題が起きている場合、「家庭内でのコミュニケーションがうまくいっていない」という認識があるかもしれません。

 

その場合、具体的に「どのような時にうまくいかないのか?」、「その原因は何か?」を細かく掘り下げて考えることが重要です。

 

この段階では、自分の思考や行動を振り返り、どこに問題があるのかを具体的に明らかにすることが目標です。

 

自分の行動パターンや反応を分析し、「どんな状況で自分はイライラしやすいのか」「そのとき、どんな思考や感情が働いているのか」を振り返ります。

 

このプロセスを通じて、自分の行動に対する深い理解が得られ、改善の手がかりが見えてきます。

 

3. やったこと、やっていないことを分ける


現状を正確に把握するためには、自分が実際に行ったことと、行っていないことを明確に分けて整理することが有効です。

 

多くの悩みは、「何かをしていないこと」や「行動に対する不安」から生まれます。

 

例えば、「毎日家事が溜まっている」と感じている場合、その原因が自分の行動にあるのか、家庭内での役割分担にあるのかを分けて考えることが大切です。

 

「実際に家事をする時間を確保していないのか」「役割分担に問題があるのか」を分けて分析することで、改善策が明確になります。

 

自分ができること、できないことを整理し、問題を一つ一つ明確にしていきましょう。

 

4. 時間をかけて現状を見直す


現状の把握は一度きりの作業ではありません。

 

時間をかけて繰り返し見直し、変化を追いかけることが大切です。

 

例えば、仕事のストレスを感じている場合、最初に感じていたストレスの原因が時間とともに変化することがあります。

 

最初は人間関係がストレスの原因だったかもしれませんが、後になって、仕事量の増加や納期のプレッシャーが影響していることに気づくことがあります。

 

定期的に自分の状況を振り返り、現状を見直すことで、問題の根本に気づきやすくなります。

 

小さな変化を見逃さず、柔軟に対応することが、長期的な悩みの解決に繋がります。

 

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現状を正確に把握することは、悩みや問題解決のための第一歩です。

 

自分が置かれている状況を冷静に分析し、感情や行動を振り返ることで、問題の本質が見えてきます。

 

4. 理想的な結果を思い描く


悩みを解決するための重要なステップの一つは、理想的な結果を思い描くことです。

 

現状を把握し、問題の本質が明確になった後は、「最終的にどのような結果を望んでいるのか?」を明確にすることが必要です。

 

このプロセスは、自分の目標を視覚化し、その方向に向かって行動を起こすための原動力を得るために重要です。

 

理想的な結果を思い描くことは、単にゴールを設定するだけでなく、感情的な側面や自分の価値観をしっかりと取り入れることが大切です。

 

1. ゴールを具体的に設定する


理想的な結果を思い描くときには、抽象的な考えを避け、具体的で達成可能なゴールを設定することが重要です。

 

「仕事で成功したい」と考えるだけでは不十分で、例えば「次のプロジェクトを期限通りに終わらせ、クライアントからの評価を得る」というように、具体的な行動や成果を描きます。

 

このように、具体的な目標を設定することで、達成に向けた道筋が明確になり、無駄なく集中して行動できるようになります。

 

2. 現実的なステップを考える


理想的な結果を思い描くだけではなく、その実現のために現実的なステップを考えることも大切です。

 

理想に到達するために必要な具体的な行動計画を立て、1つずつ実行に移していきます。

 

この計画は、目標に向かって着実に前進するための道筋となります。

 

たとえば、「毎日のタスクを効率よくこなすために、朝にその日の優先事項を整理する」といった小さなステップを積み重ねることで、最終的な理想に向かって着実に進むことができます。

 

5. 実際にできる行動を見つける


理想的な結果を描いた後、その目標に向かって進むために、現実的かつ実行可能な行動を見つけることが次の重要なステップです。

 

目標に向かって行動を起こさなければ、理想的な結果はただの夢で終わってしまいます。

 

そのため、行動こそが目標達成に不可欠な要素です。

 

しかし、どんな行動を取れば良いのか分からないという方もいるでしょう。

 

よって、実際にできる行動を見つけ出し、計画的に実行していくことが大切です。

 

1. 目標を小さなステップに分ける


大きな目標をそのまま一気に達成するのは難しいことです。

 

理想的な結果に到達するためには、まずその目標を小さなステップに分けることが効果的です。

 

例えば、「仕事で昇進したい」という目標があった場合、その目標に向かって進むためには、「新しいスキルを学ぶ」「上司と定期的にコミュニケーションを取る」「プロジェクトでリーダーシップを発揮する」といった具体的で小さな行動に分けて考えます。

 

このように小さなステップに分けることで、達成しやすくなり、途中での達成感も得やすくなります。

 

2. 優先順位をつける


行動を起こす際には、どの行動が最も重要で、どの行動が最も効果的なのかを見極めることが重要です。

 

すべてのことを一度に始めようとすると、結局は何も進まないことがあります。

 

そこで、優先順位をつけて、最も重要な行動から始めることが大切です。

 

例えば、「目標達成のためには、まずこの行動が最も効果的だ」と感じたものから取り組むと良いでしょう。

 

優先順位をつけて行動を起こすことで、無駄なく効率的に進めることができます。

 

4. 行動を習慣化する


目標達成には、1回の行動だけでなく、継続的な努力が必要です。

 

そのため、行動を習慣化することが重要です。習慣化することで、目標に向けた行動が毎日の生活の一部となり、無理なく続けることができます。

 

例えば、毎日30分間の運動を習慣にしたり、毎週1回の自己評価を行うといったように、行動をルーチンに組み込むことで、目標達成が現実のものとなります。

 

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実際にできる行動を見つけるためには、目標を小さなステップに分け、優先順位をつけ、行動を習慣化することが重要です。

 

行動を実行するタイミングを決めて、その行動を実行に移すことが成功への鍵となります。

 

目標に向けて一歩一歩進んでいくことで、理想的な結果を確実に手に入れることができるでしょう。

 

最後に

 

悩みを抱えることは決して悪いことではありません。

 

それをどう捉え、どう解決するかが重要です。自分の悩みと向き合い、5つのステップを使って本質を見つけ、解決策を見つけ出すことで、人生はさらに豊かになります。

 

自分の思考を整理し、悩みを解決していく力を育んでいきましょう。

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こころのケア心理カウンセリングRoom
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この記事の執筆者

駒居 義基(こころのケア心理カウンセリングルーム 代表)

心理カウンセラー(公認心理師)。20年以上の臨床経験と心理療法の専門性を活用して、神戸市や芦屋市、西宮市の近隣都の方々にお住いの心のお悩みを抱えている方に対して、芦屋市を拠点に最適なサポートを提供しています。

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