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シアワセを築くための習慣とその効果

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シアワセを築くための習慣とその効果

シアワセを築くための習慣とその効果

2025/02/05

みなさん、こんにちは。

神戸市や芦屋市、西宮市などの近隣都市で活動しているこころのケア心理カウンセリングルームの心理カウンセラー(公認心理師) 駒居義基です。

 

さて、私たちが感じる幸せには、瞬間的な幸せと長期間続く幸せの2種類があります。

 

瞬間的な幸せは、わずかな喜びや刺激で得られる一時的なものです。

 

しかし、長続きする幸せは、日々の習慣を通じて育まれるものです。

 

この後者の幸せこそが、人生を通じて持続する心地よさをもたらしてくれます。

 

1. 短期的な幸せと長期的な幸せの違い


幸せには、瞬間的に感じる短期的な幸せと、長期間にわたって続く長期的な幸せの2つの種類があります。

 

それぞれの幸せの特徴を理解することで、どのように実現するかを意識的に選ぶことができます。

 

● 短期的な幸せ


短期的な幸せは、瞬間的な喜びや刺激から得られるものです。

 

このタイプの幸せは、何か新しい経験をしたり、欲望を満たすことで得られます。

 

例えば、長く行きたかった場所に旅行に行く、美味しい食事を食べる、欲しかったものを手に入れる、または普段できないことに挑戦することが挙げられます。

 

これらの活動は、確かに一時的な満足感や喜びを与えてくれますが、その効果は持続しません。

 

日常に戻ると、再び何かが足りないと感じたり、次の刺激を求めるようになったりします。

 

短期的な幸せは即効性があり、目の前の問題や欲求に対して迅速に対処できるというメリットがありますが、それだけでは持続的な充実感を得ることは難しいのです。

 

無意識にその瞬間的な喜びを追い続けることは、結局のところ空虚感を生み出すことがあります。

 

● 長期的な幸せ


長期的な幸せは、瞬間的な喜びとは異なり、生活の中で着実に育まれるものです。

 

満足感や充実感といった感情は、一度きりの出来事からではなく、日々の生活の中で積み重なる小さな習慣や行動から得られます。

 

長期的な幸せを得るためには、目の前の刺激的な出来事に惑わされることなく、コツコツと自分の生活に役立つ行動を積み重ねることが求められます。

 

例えば、毎日の健康的な食事や適度な運動、十分な睡眠など、身体と心のバランスを保つ習慣が長期的な幸せを支えます。

 

また、周囲との深い人間関係を築くことや、自己成長を促す活動を続けることも大きな要素です。

 

これらの行動は、一時的な快楽ではなく、日常の中で静かに育まれる感情です。

 

時間をかけて達成感や充実感を得ることができるため、長期的に満足した生活を送ることが可能になります。

 

長期的な幸せは、目に見えない部分で築かれ、何かを成し遂げた後の充実感や、日々の生活の中で得られる平和感に大きく関係しています。

 

それは一度得たら終わりではなく、日々の努力や自己管理がもたらすものです。

 

● 短期的な幸せと長期的な幸せのバランス


もちろん、短期的な幸せも人生において重要です。たまに冒険をしたり、新しい経験をしたりすることで、気分転換やリフレッシュができることは、日々の生活に活力を与えます。

 

しかし、それだけに頼ることなく、長期的な幸せを意識的に育てることが、最終的に心の安定や充実した生活をもたらします。

 

例えば、日々の習慣を見直し、健康的な生活や深い人間関係を育むことを心がけることで、短期的な快楽に頼らない安定した幸せを感じることができます。

 

長期的な幸せを意識的に育てるためには、少しずつ生活習慣を整え、自己改善を意識的に行っていくことが大切です。

 

2. 幸せを作るための習慣


心理学者であり感情知能に関する専門家として知られるトラヴィス・ブラッドベリー博士は、持続的な幸せを得るためには「習慣」が非常に重要であると強調しています。

 

● 健康をサポートする基本的な習慣


ブラッドベリー博士が提案する習慣は、まず基本的な健康管理から始めることが大切です。

 

これには以下の習慣が含まれます。

 

①十分な睡眠をとる


睡眠は心身の回復に欠かせない要素です。

 

質の良い睡眠を確保することで、日中のエネルギーや集中力が高まり、ポジティブな気持ちを維持しやすくなります。

 

睡眠不足が続くとストレスが溜まり、ネガティブな感情が増加しやすいため、良い睡眠習慣を作ることが幸せをサポートする基盤となります。

 

②定期的な運動を行う


体を動かすことで心身の健康が促進され、エンドルフィン(幸せホルモン)が分泌されます。

 

適度な運動はストレス軽減や気分の安定、自己肯定感を高める効果があります。

 

運動が習慣になると、心地よい疲労感が得られ、心身のバランスが保たれます。

 

③食事をゆっくり楽しむ


食事は単なる栄養摂取にとどまらず、楽しみの一つでもあります。

 

食事をゆっくり味わうことで、満足感が増し、過食を防ぐことにもつながります。

 

また、食事の時間に感謝を感じることも、ポジティブな感情を育む要素となります。

 

● 幸せを築くための深い人間関係


ブラッドベリー博士は、幸せな人々の共通点として「健康的で深い人間関係を育む」ことを挙げています。

 

人間関係は私たちの幸福度に大きな影響を与える要素です。良好な関係が築けていると、ストレスが軽減し、サポートを受けることができ、感情的な安定が保たれます。

 

①信頼できる人と深い関係を築く


友人や家族、パートナーといった信頼できる人々と過ごす時間は、幸せ感を高める重要な要素です。

 

お互いに支え合い、喜びを分かち合うことで、人生に対する満足感が向上します。

 

特に感情的に豊かな会話や共感を大切にすることで、関係性が深まります。

 

②感謝の気持ちを伝える


他者に感謝の気持ちを伝えることは、ポジティブな人間関係を築く上で大切です。

 

感謝の言葉や行動が相手に届くことで、お互いの信頼が深まり、より良い関係が作られます。

 

感謝はまた、自分自身の幸福感を高める方法でもあります。

 

③人と積極的に関わる


人との積極的な関わりは、孤独感を軽減し、精神的な安定をもたらします。

 

親しい人と過ごす時間を増やしたり、ボランティア活動などで新たな人々と出会うことで、より充実感を感じることができます。

 

日常的に人と接することで、心の豊かさが育まれます。

 

● 幸せを作るために習慣を見直す


これらの習慣は、どれも簡単に始められるものです。

 

そのため、身近なところからこれらの習慣を取り入れ、実践してみましょう。

 

日々の生活の中で小さな行動を積み重ねることで、短期的な幸福感に依存することなく、長期的な幸せを育んでいくことができるようになるでしょう。

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この記事の執筆者

駒居 義基(こころのケア心理カウンセリングルーム 代表)

心理カウンセラー(公認心理師)。20年以上の臨床経験と心理療法の専門性を活用して、神戸市や芦屋市、西宮市の近隣都の方々にお住いの心のお悩みを抱えている方に対して、芦屋市を拠点に最適なサポートを提供しています。

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