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仕事現場で好感度UP:3つの行動ポイントで“優しい同僚”になる~神戸、芦屋、西宮のカウンセリングの実例より~

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仕事現場で好感度UP:3つの行動ポイントで“優しい同僚”になる

仕事現場で好感度UP:3つの行動ポイントで“優しい同僚”になる

2025/02/24

みなさん、こんにちは。

神戸市や芦屋市、西宮市などの近隣都市で活動しているこころのケア心理カウンセリングルームの心理カウンセラー(公認心理師) 駒居義基です。

 

「どうしてあの人は、いつも周りから好かれているんだろう?」と感じたことはありませんか?

 

職場の人間関係においては、業務能力だけでなく、優しさや思いやりのある態度が大きな信頼を得るカギになります。

 

そこで心理学に基づいて、職場で「優しい人」と思われるために大切な3つのポイントをご紹介します。

 

1.相手の行動を好意的に解釈してみる


職場では、自分とは異なる考え方や行動パターンに戸惑うことがよくあります。

 

そこで「相手に悪意があるのでは」と決めつけるのではなく、まずは相手の善意を想定してみることを意識してみましょう。

 

そうすることで、自分自身の心の負担を軽くし、人間関係をスムーズに進めやすくなります。

 

1-1.善意を前提に考えるメリット


● コミュニケーションが円滑になる

 

相手の言動を好意的に解釈すると、自然と敬意を払った対応がとりやすくなります。


こちらが柔らかい態度で接すれば、相手も穏やかな姿勢で応じてくれる可能性が高まるでしょう。


結果的に、不必要な衝突や誤解を避けられ、チーム全体の雰囲気も良くなりやすくなります。

 

● 疑心暗鬼に陥るのを防ぐ

 

常に他人の行動を「悪意があるかもしれない」と疑うのは、精神的にも大きなストレスとなります。


善意に解釈する習慣を持てば、安易にイライラせずに済み、心身の余裕が生まれます。


ストレスが軽減されることで、自分の集中力やパフォーマンスをより高い水準で維持しやすくなるでしょう。


1-2.具体的な取り組み方


● 「どんな背景があるのだろう?」と想像する


相手が予想外の行動をしたとき、「なぜこんなことをするのか?」と疑問を抱くより先に、「こういう事情があるのかもしれない」と考えてみるのです。

 

たとえば、忙しくて返信が遅れた場合には、「担当案件が立て込んでいるのかもしれない」と思い直すだけでも、怒りや不信感を和らげられます。

 

● 不明点は積極的に確認する


理解できない言動があったら、一方的に悪意を決めつける前に、直接聞いたり確認したりする姿勢が大切です。

 

誤解や思い込みがはっきりするだけでなく、「ちゃんと相手の意図を知ろうとしてくれている」と好意的に受け取られ、相互理解を深められる可能性が高まります。

 

1-3.まとめ


相手の行動を善意に解釈することは、自分自身のイライラやストレスを軽減し、職場のコミュニケーションを円滑にするための有効な方法です。

 

人間関係がこじれやすい場面こそ、最初から敵意や悪意を感じ取ろうとするのではなく、「もしかしたらこういう理由があるのかもしれない」と想像してみる習慣を身につけてみてください。

 

そうした小さな心がけが、職場全体の雰囲気を柔らかくし、あなた自身の精神的な余裕にもつながるはずです。

 

2.職場での噂話を控える


仕事中のちょっとした休憩や昼休みなど、気づけば同僚の話題で盛り上がってしまうことがあるかもしれません。

 

しかし、その場にいない人について口にするとき、相手を侮辱するような内容や悪口に発展していないか注意を払うことが大切です。

 

ここでは、噂話がもたらすリスクと回避のポイントを詳しく見ていきましょう。

 

2-1.その場にいない人を話題にしない重要性

 

● 軽い気持ちでも印象を損なうリスクがある


「あの人、こんなミスしていたらしいよ」「あの部署は○○が多いらしい」など、つい口走ってしまった一言が、周りから見れば「陰口が多い人」というイメージを与えてしまう可能性があります。


● 実は、自分自身の立場を脅かす結果にもなり得る


万が一、噂の当人がその話を耳にすれば関係性が一気に悪化し、周囲の人にも「距離を置いたほうがいい人かも」と思われるかもしれません。


2-2.自分の印象を守るためのポイント


● オフィスの雑談ではポジティブな情報に焦点を当てる

 

同僚の長所や最近の成果など、前向きな話題を共有することで、建設的なコミュニケーションに繋がります。


「あの人のこういうところがすごい」と肯定的に捉える話題であれば、自分自身の印象もポジティブに映りやすくなるでしょう。


● 「いないところで悪口を言う人」と思われない工夫

 

偶然にも相手が話を聞いていたり、耳に入るルートが存在したりすることは意外に多いものです。


発言の瞬間には軽い冗談のつもりだったとしても、情報が伝わるうちに歪曲され、予期せぬ形でトラブルに発展するケースもあります。


2-3.余計なトラブルを避けるために


● 本人が耳にした際のリスクを考える


噂話の対象となった人にとっては、「自分を悪く言われていた」となるわけですから、当然ながら好ましい印象は抱かないでしょう。

 

仕事の進行上、連携しづらくなったり、チームワークに亀裂が入ったりする懸念があります。


● ストレスのはけ口は別の形で


もし仕事上のストレスや不満をどうしても発散したいなら、信頼できる相談相手に直接悩みを聞いてもらう、あるいは専門家に相談するなどの方法を検討する方が、職場の人間関係を壊すリスクは低くなります。


2-4.まとめ


職場での噂話は、「たかが雑談」のつもりでも、自分や周りの人に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

 

その場にいない人の話題をあえて控えることで、自身の印象も守りつつ、余計なトラブルを回避できるでしょう。

 

職場の人間関係を円滑に保つためにも、悪口や批判を含む噂話は慎重に取り扱うことが大切です。

 

3.違いを許容し、相手を許す姿勢を持つ


職場では、ミスや意見の食い違いなどがきっかけで、同僚や上司・部下との関係がぎくしゃくしてしまうことが少なくありません。

 

そんなとき、相手の過ちを必要以上に責め続けるのではなく、「許す」姿勢を示すことが人間関係を円滑にするうえでとても大切です。

 

3-1.過ちや意見の相違は誰にでも起こりうる


● ミスや誤解は不可避


仕事の現場では、誰もが完璧ではありません。

 

忙しさやコミュニケーションの行き違いなど、さまざまな要因が重なれば、ミスは起こり得ます。


● 意見の食い違いは多様性の証


チームのメンバーがそれぞれ異なる価値観や得意分野を持っているからこそ、新しいアイデアや発見が生まれます。

 

しかし、その反面、衝突やすれ違いも起こりやすくなるものです。


3-2.許し=仲直りではない


● 関係を前進させる手段


許すとは、「今後も仲良くやっていこう」とすべてを水に流すことだけを意味しません。

 

むしろ、感情的なしこりを手放すことで、自分の気持ちに一区切りをつけ、仕事や対話を再開しやすくするプロセスです。


● お互いに距離を保つ選択肢もある


相手を許したあとも、人間関係を以前のように戻す必要はありません。

 

必要な業務連絡に留めるなど、程よい距離感を保つことで、今後のトラブルを回避しつつ円滑な仕事を続けられる場合もあります。


3-3.許すことで心の負担が減る


● モチベーションを保ちやすくなる

 

怒りや恨みを抱えていると、どうしてもその感情に意識が奪われ、仕事に集中しにくくなります。


許しの行為によって自分自身のストレスを緩和できれば、やるべき業務にしっかりエネルギーを注ぐことが可能になります。


● チーム全体の雰囲気を良くする効果

 

許す姿勢を示すことで、他のメンバーにも「この人は大人の対応ができる」と受け止められ、周囲との人間関係も改善しやすくなります。


一度は衝突したとしても、次に似たような状況が起きたときに、周りが自発的にサポートしてくれることがあるでしょう。


3-4.まとめ


職場でのトラブルを長引かせないためには、相手の間違いを必要以上に責めず、過ちを許す姿勢が重要です。

 

許しとは必ずしも「仲直り」や「元どおり」の関係を意味しませんが、しこりを手放すことで自分の心の余裕を取り戻し、仕事に集中しやすくなるという大きなメリットがあります。

 

チーム全体の士気や連携にも好影響を与える可能性が高いため、心のどこかに「許せる余地」を残しておくのが、良好な職場環境づくりの近道だといえるでしょう。

 

これまでのまとめ

 

職場で「優しい人」と見られるためには、特別な才能や大きな犠牲が必要なわけではありません。

 

以下の3つを意識するだけで、人間関係のストレスを軽減し、周りからも好印象を持たれやすくなるでしょう。

 

✔相手の行動を好意的に解釈する
✔職場での噂話を控える
✔違いを許容し、相手を許す


これらのポイントは、どんな職場環境でも応用可能です。

 

些細なことに思えるかもしれませんが、こうした姿勢の積み重ねが、最終的には大きな信頼や人望につながるのです。

 

もし今、社内の人間関係で悩んでいるのなら、今日からでもぜひ取り入れてみてくださいね。

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この記事の執筆者

駒居 義基(こころのケア心理カウンセリングルーム 代表)

心理カウンセラー(公認心理師)。20年以上の臨床経験と心理療法の専門性を活用して、神戸市や芦屋市、西宮市の近隣都の方々にお住いの心のお悩みを抱えている方に対して、芦屋市を拠点に最適なサポートを提供しています。

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