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ストレスに負けない心の作り方:今日から実践する3つの感情切り替えテクニック~神戸、芦屋、西宮のカウンセリングの実例より~

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ストレスに負けない心の作り方:今日から実践する3つの感情切り替えテクニック

ストレスに負けない心の作り方:今日から実践する3つの感情切り替えテクニック

2025/03/05

みなさん、こんにちは。

神戸市や芦屋市、西宮市などの近隣都市で活動しているこころのケア心理カウンセリングルームの心理カウンセラー(公認心理師) 駒居義基です。

 

さて、日常生活で急にネガティブな感情にとらわれ、心が乱れてしまうことは誰にでもあります。

 

そんなとき、感情を無理に押し殺すのではなく、上手に切り替えることが大切です。

 

ここでは、ネガティブな状態から一歩引いて、感情をリセットするための3つの具体的なテクニックをご紹介します。

 

1. 眠れない夜には、環境を変えて心をリセット

 

1-1.睡眠の重要性について


睡眠は、私たちの心身の健康を保つために欠かせない要素です。

 

十分な睡眠がとれないと、集中力の低下や免疫力の低下、さらには感情のコントロールが難しくなり、ストレスが蓄積しやすくなります。

 

質の良い睡眠を確保することは、日々のストレスを軽減し、心のバランスを取り戻すための基本中の基本です。

 

1-2.眠れないときの悪循環を断ち切る


眠れずに悩んでいる夜、焦りやストレスがどんどん膨らむと、ますます眠りにくくなる悪循環に陥ります。

 

そうした状態では、体だけでなく心も休まる時間が取れず、日中の活動にも支障をきたす恐れがあります。

 

そこで、まずは環境の見直しを行い、無理に眠ろうとせずに心身をリセットする方法を試してみましょう。

 

1-3.環境の明るさを調整する


● 「早く寝なければ」と焦ることの弊害


寝る前に「絶対に早く寝なければ」と焦りすぎると、かえって心がざわつき、眠気が遠のいてしまいます。

 

焦る気持ちが、寝室の環境にも影響を及ぼし、リラックスするための条件を妨げる要因となります。

 

● 明るい環境でリセットする効果


眠れないと感じたら、意識的に部屋の明るさを上げ、一度ベッドから離れてみましょう。

 

明るい照明の下で体を動かすことや、洗面所やリビングなど、異なる環境に身を置くことで、心の状態を一旦リセットし、リラックスモードに切り替える効果が期待できます。

 

具体例

→照明を点けた状態でストレッチをする、軽い掃除をして気分転換を図るなど、無理なく心をリセットするアクションをとってみると良いでしょう。


1-4.短い休息を取る


● 無理に眠ろうとするプレッシャーを解放する


眠れないときに無理に寝ようと考えると、体がさらに緊張し、眠気が遠ざかります。

 

そのため、無理に眠ることをやめ、一度目を覚まして心身をリセットすることが大切です。

 

● クールダウンのための具体的な方法

 

深呼吸やストレッチ

→数分間、深くゆっくりとした呼吸を繰り返したり、軽いストレッチを行うことで、体内の緊張をほぐし、心を落ち着かせる効果があります。


軽い音楽を聴く

→リラックスできる音楽を少しの間聴くことで、心の中に安らぎを取り戻し、自然な眠気が戻る準備が整います。


短い散歩

→もし可能なら、部屋を出て短い散歩をするのも効果的です。

外の空気を吸いながら、頭の中をリセットする時間を設けることで、ストレスを軽減し、再び眠りにつきやすくなります。

 

2. スマートフォン利用時には、画面の明るさと周囲環境を見直す


日常生活の中で、スマートフォンを使っているときに、つい気が散ってしまいストレスになってしまうことはよくあります。

 

例えば、家でリラックスしながら情報収集をする際や、趣味のアプリを使うときに、過剰な明るさや周囲の刺激が原因で、目が疲れたり、イライラしたりすることがあります。

 

ここでは、そのような状態を改善するための具体的な方法について詳しく解説します。

 

2-1.画面の輝度を調整する


● 環境の明るさとのバランスを整える


スマートフォンの画面が過剰に明るいと、目に大きな負担がかかり、長時間の使用が難しくなります。

 

特に、夜間や室内で外の明るさと乖離がある場合、目が敏感になり、疲労感やイライラが増幅してしまいます。


具体的な対策
✔スマートフォンの設定で輝度を自動調整にするか、手動で適度な明るさに下げる。
✔部屋の照明も調整し、全体的に落ち着いた明るさを保つようにする。

 

目の疲れを軽減するため、ブルーライトカット機能やフィルターを利用するのも効果的です。


2-2.静かな環境を意識する


● 不要な刺激を排除する


集中するためには、環境が大きな役割を果たします。

 

例えば、明るすぎる窓際や騒がしい場所では、スマートフォンの使用中に思わぬ刺激が入り込み、注意力が散漫になってしまいます。


具体的な対策
✔自宅の中でも、静かで落ち着いた場所、例えばリビングの隅や寝室など、自分がリラックスできるスペースを選んでスマートフォンを使用する。
✔ノイズキャンセリングのイヤホンを使って、周囲の雑音をカットし、音楽やポッドキャストなど自分が心地よい音を聴きながら利用する。


周囲に気を散らすものがあれば、一時的にそれらから離れる工夫をする。これにより、自然とストレスが軽減しやすくなります。

 

3. 失敗への緊張を感じたら、身体を動かしてリフレッシュする


日常生活において、何かに失敗したり、期待通りにいかなかったりすると、「こんなはずじゃなかった」と過剰に緊張し、心身にストレスが蓄積してしまうことがあります。

 

失敗へのプレッシャーが強いと、気持ちが沈み、日々のストレスが増してしまいがちです。

 

そんな時、意識的に身体を動かしてリフレッシュすることが、ストレス軽減に非常に効果的です。

 

3-1.階段を上り下りする


● 身体を動かしてリズムを取り戻す


例えば、家の中やマンションの階段を数往復するだけでも、全身の血行が促進され、身体が温まり、余分な緊張が解消されます。


● リフレッシュの効果


少し体を動かすことで、心拍数が上がりすぎた状態が徐々に落ち着き、思考がクリアになるため、その後のストレス軽減に繋がります。


● 客観的に自分の状態を見直す


運動中は、普段感じにくい体のサインに気づくことができ、気持ちが冷静になるとともに、失敗に対する恐怖心から解放されやすくなります。


3-2.成功イメージを頭に描く


● ポジティブなビジョンの重要性


運動をする際やその直後に、自分が次に成功するイメージを具体的に思い描くことも効果的です。

 

たとえば、朝の散歩中に「今日も一日、ゆっくりと前進できる」といったポジティブなビジョンを頭に浮かべることで、今感じている緊張が和らぎ、心に余裕が生まれます。


● 自分を励ます言葉の活用


「私はやればできる」「次はうまくいく」といった言葉を自分にかけることで、内面的な安心感が増し、失敗への恐れが軽減され、結果としてストレスが緩和されるのです。


● イメージトレーニングの効果


成功のイメージを具体的に描くことで、脳はその体験を現実の可能性として認識し、次に同じ状況に直面したとき、より柔軟に対応できる心の土台を作る助けとなります。

 

まとめ


感情が乱れると、日常生活における人間関係や自分自身の幸福感にも大きな影響が及びます。

 

しかし、感情を無理に押し殺すのではなく、環境の調整、視覚のリセット、そして身体を動かすといったシンプルな工夫で、気分をすばやく切り替えることが可能です。

 

例えば、家庭内やカフェ、公共の公園など、これらのテクニックは多くの方にとって利用しやすいものであり、感情のバランスを保つための有効な方法と言えるでしょう。

 

具体的には、リビングや自宅の静かな空間で短い散歩や深呼吸を取り入れる、または環境の照明や周囲の雰囲気を変えることで、心のリセットを図るといったことが挙げられます。

 

こうした一手間が、日々のストレスを軽減し、より自分らしい生活を送るための土台となります。

 

今日からぜひ、これらの3つの方法を実践して、毎日の暮らしに余裕と前向きなエネルギーを取り戻してくださいね。

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この記事の執筆者

駒居 義基(こころのケア心理カウンセリングルーム 代表)

心理カウンセラー(公認心理師)。20年以上の臨床経験と心理療法の専門性を活用して、神戸市や芦屋市、西宮市の近隣都の方々にお住いの心のお悩みを抱えている方に対して、芦屋市を拠点に最適なサポートを提供しています。

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