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「感情と思考」のバランスをとり、自分らしさを取り戻す方法~神戸市、芦屋市、西宮市のカウンセリングの実例より~

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「感情と思考」のバランスをとり、自分らしさを取り戻す方法

「感情と思考」のバランスをとり、自分らしさを取り戻す方法

2025/04/12

みなさん、こんにちは。

神戸市や芦屋市、西宮市などの近隣都市で活動しているこころのケア心理カウンセリングルームの心理カウンセラー(公認心理師) 駒居義基です。

 

さて「自分を大切にする」「自分らしく生きる」とよく耳にしますが、いざ「どうやったら見つかるの?」と問われると、漠然としていて答えに困る方は多いのではないでしょうか。

 

多くの方が抱える「自分って一体何者?」「どう感じるべきかがわからない」という思い。

 

これに対して、どのような対処ができて、そしてどのようにしたら「自分らしさ」を取り戻すことができるのでしょうか?

 


そこでこのブログでは、「感情」と「思考」の観点から「自分を理解する」ヒントをまとめました。

 

幼少期の家庭環境が原因で自分の感情に自信が持てない、あるいは気持ちを素直に表現するのが苦手という方にも役立つ情報となるはずです。

 

1. 「自分らしさ」は「感情と思考」のバランス


1-1.なぜ感情が大切なのか?


● 感情を通じて「本心」がわかる


人間は「嬉しい」「悲しい」「悔しい」「辛い」などの感情を感じることで、どのような状況が自分にとってプラスかマイナスかを内的に判断しやすくなります。

 

たとえば、楽しいと感じるときは自分が大切にしている要素が含まれている可能性が高く、逆につらいと感じるときは自分の価値観を脅かすものがあるかもしれません。

 

● 感情を無視すると自分を見失いやすい


感情を押し殺して理性的に行動するうちに、「本当はそこまで望んでいないのに、義務感だけで頑張ってしまう」「周囲に合わせすぎて、自分の意見や好みがわからなくなる」という状況に陥ることがあります。

 

自分の気持ちに気づかないまま走り続けると、心のエネルギーが枯渇し、いずれ大きなストレスや虚無感に襲われやすいのです。

 

1-2.「思考」は感情を抑え込むためでなく、理解するためのもの


● 感情を否定するための理性ではなく、感情を活かす理性が大事


多くの場合、人は「こう感じてはいけない」と感情を悪者扱いしたり、理性で無理やり押さえ込もうとしがちです。

 

しかし、理性や思考の本来の役割は、「感情の正体を見極めて現実にどう対応するか」を考えることです。

 

● 「なぜそう感じたのか?」と問いかける


「私はなぜこう怒りを感じるのか?」「悲しさの裏にある本当の理由は何?」と自分に尋ねると、自分が大切にしている価値観や、心の奥で怖れていること、あるいは過去の経験が浮き彫りになります。

 

これが「自己理解」につながり、結果として「自分らしい生き方」への道しるべとなるわけです。

 

● 認知のゆがみに気づくチャンス


不必要な自責や、極端なネガティブ思考(認知のゆがみ)が働いている場合にも、「なぜこんなに不安になるのか」「どんな根拠があるのか」と思考を使って検証することで、現実とのズレを修正しやすくなります。

 

1-3.まとめ

 

「自分らしさ」とは、感情を無視するでもなく、感情に振り回されすぎるでもない、「感情と思考のバランス」を保った状態といえます。

 

感情が知らせてくれる「本音」を大切にしながら、思考を上手に働かせて「じゃあこの気持ちをどう扱えばよいか」を考えることが、自分らしい生き方を築く土台になります。

 

気持ちをないがしろにせず、かといって振り回されもしない…。

 

この絶妙な位置で、個性や価値観は明確になっていきます。

 

2. 「感情」と「思考」のバランスをとる


2-1.幸せや不幸せを知らせるのは「感情」


● 理屈ではなく感情が先に反応する


人が「楽しい」「悲しい」と感じるのは頭の理論より先に、心や身体が示す反応によるものです。

 

どれだけ計算や論理で「これが最善だ」と思っていても、実際の感情が伴わなければ「満たされている感覚」は得にくい傾向があります。

 

● 感情を無視すると「気づき」を失う


例えば仕事で高い収入を得ていても、毎日どこか息苦しく感じるのなら「満たされていないサイン」ともいえます。

 

感情のサインを無視し続けると、自分自身が何に幸福や不幸を感じるのかが見えなくなり、やがて“大きなストレス”や“孤独感”につながりかねません。

 

2-2.思考は感情を抑え込むためでなく理解に使う


● 「なぜこんなに辛いのか?」と紐解く力


理性や思考の役割は、ただ「感情を我慢させる」ためではありません。

 

むしろ「どんな経緯で不安や悲しみが湧いてきたのか」「今の状況をどう解釈して解決策を作れるか」を分析・整理することこそ思考の得意分野です。

 

● 感情を「ヒント」として活かす


感情的な反応が起こるときは、何かしらの問題やニーズが隠れているはずです。

 

そこで思考を使って「この怒りはどこから来ている?」「この不安は何を恐れている?」と問いかけてみると、具体的な対策や行動計画が立てやすくなります。

 

● 「感情は悪いもの」と決めつけない


感情を悪者扱いすると、自分自身を否定することにつながりがちになります。

 

心の声を「ダメ」と封じ込めるのではなく、「こんなにモヤモヤするのはどうして?」と好奇心を向けてあげるアプローチが、自分らしさを取り戻す一歩となるでしょう。

 

2-3.まとめ


「感情」は人間にとって「現在の状況が心地良いか不快か」を知らせる重要なサイン。

 

そして「思考」は、そのサインを建設的に活かすためにある道具です。

 

どちらか一方を過度に信奉したり、拒絶したりするのではなく、感情と思考を上手にバランスさせることで、自分らしい選択や行動をとりやすくなります。

 

自分の心の声を無視せず、理性をもって現実的に動く…。

 

その二つが揃うと、自分を大切にした生き方へとつながっていくことでしょう。

 

3.自分らしさを取り戻すために~日記で感情と思考を理解する~


3-1.自分の内面を耕す一番簡単な方法


多くの方は「日記」と聞くと、毎日長文を書くイメージを持つかもしれませんが、実際は短いメモ程度でも十分です。

 

日々の出来事と自分の気分、そして感じた理由をざっくりと記すだけで、「感情」と「思考」を並べて整理する練習になります。

 

● 具体的な書き方の例


今日の出来事
→「朝9時に起床した」「友だちと電話で話した」「夕飯は外食した」など

そのときの気分
→「起きるのがつらかった」「電話で笑えて気分が軽くなった」「外食先が混んでいてイライラした」など

理由や背景
→「夜更かしで睡眠不足だった」「久しぶりの友達との会話でリフレッシュできた」「人ごみが苦手だと再認識した」など

 

たとえば、「遅く起きた→疲れていたのかもしれない」「友だちとの会話が楽しかった→体調が良い日は外に出かけると気分が上向く」など、短文でOKです。

 

3-2.長期的に続けるメリット


● 気分の波を客観的に把握できる


日々の感情の変化を記録することで、「自分は月曜朝に落ち込みやすい」「仕事終わりの水曜はリラックスしやすい」など、傾向が見えてきます。

 

そのため、自分に合った対策を立てるうえでも有用です。

 

● 「大変だった時期」の振り返りで回復を実感


しばらく前に落ち込んでいた時期の記録を読み返して、「あのときは寝るのもつらかったけど、今はそこまでではないな」と変化に気づけると、自分の成長や回復を実感しやすくなります。

 

● 感情のバリエーションが増える


最初は「モヤモヤする」「イライラする」しか言葉が浮かばなかった感情も、日記を書くうちに「悔しさ」「寂しさ」「期待外れ」など、より細かい表現や捉え方が身につく場合が多くなります。

 

その結果、「感情の言語化力」が上がり、対処法も具体化しやすくなります。

 

3-3.まとめ


「日記をつける」行為は、「感情と思考」を同時に扱う最もシンプルな方法です。

 

丁寧に綴らなくても、今日の出来事とそこから生まれた気持ちを一言書くだけで十分。

 

これを習慣にして続けると、「自分がどんなときに満たされ、どんなときに不安を感じるのか」を客観的に把握でき、自己理解がぐっと深まります。

 

ぜひ、短い文章からでも始めてみてください。

 

まとめ


「自分らしさ」とは、「感情と思考」の両方をうまく活かせる状態といえます。

 

幼少期の家庭環境が不安定だったり、ネガティブ感情を否定された経験があると、感情が抑圧されて自分の気持ちがわかりにくくなりますが、日記などの方法で少しずつ内面を耕していくことが大切です。

 

ぜひ焦らず、自分の感情と寄り添い、思考を使って「自分に合った生き方」を築いてみてくださいね。

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この記事の執筆者

駒居 義基(こころのケア心理カウンセリングルーム 代表)

心理カウンセラー(公認心理師)。20年以上の臨床経験と心理療法の専門性を活用して、神戸市や芦屋市、西宮市の近隣都の方々にお住いの心のお悩みを抱えている方に対して、芦屋市を拠点に最適なサポートを提供しています。

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