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恋愛も夫婦も友情も長続きする「14の原則」とは~神戸、西宮、芦屋のカウンセリングより~

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恋愛も夫婦も友情も長続きする「14の原則」とは

恋愛も夫婦も友情も長続きする「14の原則」とは

2025/07/06

みなさん、こんにちは。

神戸市や芦屋市、西宮市などの近隣都市で活動しているこころのケア心理カウンセリングルームの心理カウンセラー(公認心理師) 駒居義基です。

 

さて「人間関係は難しい…」


恋愛や結婚、家族、友人、職場。どんなに親しい間柄でも、「距離ができてしまった」「気持ちがうまく伝わらない」「続かない」といった悩みは、誰もが経験するものです。


しかし、「親密な関係」には、実は心理学的な「原則」や「コツ」があることをご存知でしょうか?

 

今回は、世界の心理学者が長年の研究をもとにまとめた論文「親密な関係性の14原則(Finkelら)」を、できるだけわかりやすく解説したいと思います。


「人間関係がもっと温かく、長く続く」ための心理学のエッセンスを、ぜひ日常に役立ててみてください。

 

1. 親密な関係性の「14原則」とは


Finkelらの論文は、恋人や夫婦、親子、友人など、私たちが人生で大切にする親密な人間関係が「どのように始まり、どう発展し、どうやって維持されていくのか」という点を、14の心理学的な視点から体系的に整理したものです。

 

この14原則は、文化や年齢、時代を問わず、世界中で人が「親しい関係」を築くときに共通して現れる、私たちの心の動きを示しています。


そこで心理カウンセラーとしての視点から、日常の中で「あるある」と感じやすい場面におきかて解説したいと思います。

 

2. 14の原則とは?

 

14の原則は以下の内容から成り立っています。」

 

1. 近接性(Proximity)~「物理的な距離」が心の距離を縮める~


● 特徴
 

これは身近にいる人とは自然と仲良くなりやすい心理現象です。

 

毎日顔を合わせるクラスメイトや職場の同僚、ご近所さんなど、「会う回数の多さ」が親しみやすさにつながります。

 

● 対処法

 

✔苦手な人とも「あいさつ」や「ちょっとした声かけ」から距離を縮めてみる

✔会いたい人とは意識的に「同じ場所・時間を共有」するよう予定を合わせる

✔SNSなども活用し、物理的に会えない相手とも“接点”を増やす

 

2. 物理的魅力(Physical Attractiveness)~第一印象の力~


● 特徴


清潔感や笑顔、TPOに合わせた服装など、「見た目」や「雰囲気」の良さが最初の親しみやすさにつながりやすい、という人間の自然な心理です。

 

これは「おしゃれをしましょう」とか「外見を磨きましょう」では決してありません。

 

対人交流の場において、自然体での振る舞いをすればよいのです。

 

● 対処法

 

✔清潔感を意識し、身だしなみを整える

✔積極的に笑顔や明るい表情を心がける

✔相手に合わせて服装や髪型を少し工夫してみる

 

3. 類似性(Similarity)~「共通点」が親近感を生む~


● 特徴


共通の趣味、考え方、経験など「似ている点」が多いほど親近感が強まりやすく、会話が自然に弾みます。

 

ただし、共通項が見つからないという場合、他の要素を頑張るのがコツになります。

 

● 対処法

 

✔「共通点」を探し、積極的に会話の中でシェアする

✔サークルや地域イベント、趣味の集まりなどに参加し、同じ関心を持つ人と繋がる

✔違う部分も興味を持って尋ね、相手の個性を認める

 

4. 互恵性(Reciprocity)~「好意には好意で返す」~


● 特徴


これは誰かから親切にされたり好意を示されたとき、自然と自分も返したくなる心理です。

 

例えば、「ありがとう」や「助かった」といったやり取りだけでも、信頼感が増します。

 

● 対処法

 

✔小さな「ありがとう」を惜しまず伝える

✔お礼やお返しを形にしてみる(ちょっとしたプレゼントや手紙など)

✔自分が助けられたと感じたら、次は相手のサポートを申し出る

 

5. 社会的証明(Social Validation)~「みんなが認めている人は安心」~


● 特徴


他の人からの評判や口コミが、「この人は信頼できる」「みんなが認めているから大丈夫」という安心感につながります。

 

つまり、他人からどう見られているのかということも大切な要素ですので、この辺も意識したいところです。

 

● 対処法

 

✔新しい人と知り合う時は、共通の知人や紹介を頼る

✔「誰がどんな風に認めているか」を相手に伝えてみる(例:「みんなが頼りにしてるよ」)

✔自分も他者に良いフィードバックを返す

 

6. 補完性(Complementarity)~「違い」を活かして支え合う~


● 特徴


自分と反対の性質を持つ人といることは、お互いに足りない部分を補い合う関係性という意味で非常に大切なものです。

 

● 対処法

✔自分と違う個性や意見を「否定せず認める」意識を持つ

✔苦手なことは相手に素直に頼る

✔「自分にはない視点だね」と感謝を伝える

 

7. 一貫性(Consistency)~「ブレない姿勢」や「信頼できる態度」~


● 特徴


言動が安定している、約束を守る、一貫した態度で接する…。一見すると当たり前ですが、これらが信頼感や安心感の基礎になります。

 

● 対処法

 

✔小さな約束でもきちんと守る

✔無理に良い顔をせず、誠実に対応する

✔ミスをした時は素直に謝り、誤魔化さない

 

8. 情緒的表現(Emotional Expression)~感情を伝え合う大切さ~


● 特徴


「嬉しい」「楽しい」「悲しい」「不安」など、素直な感情表現が親密さのカギです。


日本では控えめな表現が多いものの、少しの言葉や表情だけでも気持ちは伝わるようになるものです。

 

● 対処法

 

✔「ありがとう」「嬉しい」「実は寂しかった」など、日々の中で感情を素直に表現してみる

✔言葉にしづらければ、LINEや手紙などでもOK

✔相手の感情表現にも否定せず「うん、そうなんだね」と受け止める

 

9. 信頼(Trust)~安心して心を開ける土台~


● 特徴


「この人なら大丈夫」「裏切られない」という信頼感があれば、本音で話しやすくなり、困難も一緒に乗り越えやすくなります。

 

● 対処法

 

✔秘密や大切な話を預かったら、しっかり守る

✔相手の弱さやミスも責めずに受け止める

✔自分も少しずつ「悩みや弱さ」を伝えてみる

 

10. 共有体験(Shared Experiences)~思い出が絆を深める~


● 特徴


一緒に何かを経験することで、思い出や絆が生まれます。

 

そのため、イベント、旅行、困難を乗り越えた経験などは長い関係の「宝物」です。

 

● 対処法

 

✔小さなことでも「一緒にやってみる」機会を増やす

✔写真を撮ったり、思い出話をしたりして、共有体験を振り返る

✔新しい経験に誘ったり、誘われたらなるべく参加する

 

11. コミュニケーション(Communication)~「会話」こそが関係の命綱~


● 特徴


言葉にして伝え合うことで誤解が減り、安心や信頼も育ちます。

 

しかし「言わなくてもわかる」はすれ違いの元となるので注意が必要です。

 

コミュニケーションは発言して初めて意味を持つのです。

 

● 対処法

 

✔感じていることや要望をできるだけ率直に伝える

✔相手の話を最後まで聴き、遮らない

✔忙しい時でも短いメッセージや挨拶だけでも続ける

 

12. 受容(Acceptance~「そのままの自分」を認め合う~


● 特徴


相手の個性や弱さ、失敗を受け止める…。

 

これは批判や否定ではなく「あなたはあなたでいい」と認め合う姿勢が安心感の源になります。

 

● 対処法

 

✔相手の苦手や失敗を笑ったり責めたりしない

✔自分の弱みも素直に伝えてみる

✔「お互いさま」「完璧じゃなくて大丈夫」と考える

 

13. 支え合い(Support)~困った時の「お互いさま」~


● 特徴


困難や失敗を一緒に支え合うことで、関係の信頼と絆が深まります。「

 

困った時はお互いさま」という文化も、日本人にはなじみ深いものですので、これはすんなりとできるかもしれません。

 

●対処法

 

✔「何か手伝えることがあれば言ってね」と伝える

✔相手が困っている時はすぐ助けに行く

✔自分が困った時も遠慮せず「助けて」と言う

 

14. 成長(Growth)~お互いが成長できる関係~


● 特徴


長い関係を維持するには、「一緒に成長できる」ことが大切です。

 

新しい経験や学びを共有し合うことで、刺激と安心が両立し、それが関係を強化します。

 

● 対処法

 

✔相手の挑戦や新しい趣味を応援する

✔」自分も新しいことに挑戦し、その経験をシェアする

✔定期的に「お互いどんな変化があった?」と話してみる

 

まとめ

 

この14原則は、恋愛・夫婦・家族・友人・職場などどんな人間関係にも活用できる「人間関係の地図」です。


そしえ、「どれか一つでも意識してみよう」と思うだけで、親密さや安心感がぐっと増します。


小さな実践から始めて、豊かなつながりを育てていきましょう。

 

心理カウンセラーとして、皆さんのより人間関係gがより良い方向に発展していきますことを、心より願っています。」

 

参考論文

The Psychology of Close Relationships: Fourteen Core Principles

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この記事の執筆者

駒居 義基(こころのケア心理カウンセリングルーム 代表)

心理カウンセラー(公認心理師)。20年以上の臨床経験と心理療法の専門性を活用して、神戸市や芦屋市、西宮市の近隣都の方々にお住いの心のお悩みを抱えている方に対して、芦屋市を拠点に最適なサポートを提供しています。

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